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34.何でも自分でやりたがる息子に困惑しています

Q.5歳の息子が、何でも「自分で、自分で」と言ってやりたがります。急いでいるときなどは、イライラしてしまいます。どうすればいいのでしょうか。

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A.幼児期は、自立に向かって努力をする時期です。子ども自身に「育つ力」があるのです。その力を引き出してあげられるよう、人に迷惑がかからず、危険なことでない限りはやらせてあげることが大切です。幼児期の子どもにとっては、すべてが初めての経験ですから、お母さんが願うように上手にはできませんが、失敗を重ねても、根気よくやらせてあげましょう。

たとえば食事のとき、食べ物をこぼしてもいいように、テーブルの下に新聞紙を敷いてあげる。そんな、お母さんの思いやりと工夫によって、子どもは安心していろいろな経験をし、何でも自分でできるようになっていくのです。

幼児期の成長は、人生のなかでいちばん大きくカーブを描きます。このときの経験が、後の人生に大きく影響しますから、お母さんは心して接してあげてください。失敗はつきものです。そのことをお母さんは肝に銘じて、子どもがもう一度チャレンジしようと思えるように、触れ合ってください。

Point.子どもは失敗を何度も繰り返して成長していく
何に対しても「だめ」と言い続けていると、子どものやる気を損ないます。できるだけ、いろいろな経験をさせてあげてください。失敗を喜べるお母さんになることです。

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