子育てQ&A

児童後期 (4-6年生)

児童後期 (4-6年生)

Q122.宿題を自発的にさせたいのですが、いい方法はありますか?

小4の男の子の親です。学校から帰ってきても、宿題をせずに外へ遊びに出てしまいます。息子は「帰ってきてからやる!」と言うのですが、夜遅くや朝起きてからしたりします。時には宿題をせずに忘れていくこともあるので、どうしてもガミガミ言ってしまいます。
どうしたら子どもが自分から宿題をしてくれるのでしょうか?

 

A.「しなさい」と命令するのは逆効果

親は自分の経験から、宿題をしてから遊んだ方がいいと思い、ついガミガミ言ってしまうのですね。でもそれは、子どもに幸せになってもらいたい、社会性を身に付けてよりよく生きてほしいと願っているからだと思います。この時期は遊びを通して集中力、思考力、思いやりの心など、子どもの全能力が伸びていきます。また、宿題は学力を伸ばすとともに、やるべきことはやりたくなくてもやる、という心を育てるために大切なことです。
しかし、4年生頃から子どもは自分のことは自分で考えて決めたいという気持ちが強くなります。親は自分の思いどおりにしたいと考えるあまり、指示や命令をしがちですが、それでは子どもはかえってやる気をなくしてしまいます。学校から帰ってきた時に「今日は何か宿題あるの?」と尋ねれば、子どもは遊びたくて夢中で帰ってきたけれども宿題があることを思いだし、そこで自分なりに考えるでしょう。言って聞かせるよりも、感じさせてあげることが大切です。

 

 

子どもが自分で考えて行動する時間を増やす

息子さんは「帰ってきてからやる!」と言っているので、やらなければいけないことはわかっているのですが、「でも遊びたい」と葛藤しているのだと思います。ですから、宿題をしている時に「頑張ってるね!」と褒めてあげましょう。そうすると子どもはお母さんに認めてもらったと嬉しくなり、自信が持て、次のやる気につながります。
また、忘れてしまった時は「どんな気持ちだった?」と子どもの心をよく聞き、「次はどうする?」と子どもに考えさせてあげましょう。

 

温かく見守る忍耐力の大切さ

息子さんはたった10年しか生きていないのですから、“これから”いろいろな経験をして学んでいくのです。どうしても「転ばぬ先の杖」で先回りして言ってしまいがちですが、子どもの気持ちを尊重し、温かく見守ってあげましょう。子どもが自らやる気を起こすまで待つことは大変忍耐のいることです。でも、そのような大きな心で子どもにふれ合えたとしたら、お母さん自身の心が落ち着き、必ず子どもに良い影響を与えると思います。大丈夫!!気づいた時が出発点です!

 

【体験談】あるお母さんのふれあいです!!

友達と遊びたくて「宿題はあとでやる~」と言う息子に、「いつも帰ってきたらできないんだから、今やっちゃいなさい!」と言っていました。先輩ママに指示や命令をするとかえってやる気をなくすと教えてもらい、「宿題、宿題」と言わないようにしたら見事に数日間全く宿題をせずに登校しました。その後も「宿題はいつするの?」と尋ねると、「後で」と言うので信じて何も言わずに待っていると、宿題をしないまま次の日になってしまいます。それでも我慢して言わないように努力しました。
そして、5日目。学校から帰ってきた息子は突然「宿題先にやる~」と宿題を始めました。やり終えた息子に嬉しくなり、「自分から宿題やってすごいね。宿題やっちゃってどう?」と聞くと、「先に宿題やった方が遊ぶことだけ考えればいいから、先にやったほうがいい」と言いました。それからは帰ってきてすぐに宿題をするようになりました。親は心配で先に先に口を出してしまいますが、信じて待つ心が大事だということを子どもから学びました。

 

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