【講座】社会的自立のための子育て

開催日:2014年7月27日
会場:中野サンプラザ

2014年7月27日(日)、文部科学省、東京都教育委員会、公益財団法人日本ユニセフ協会のご後援をいただき、東京・中野サンプラザ研修室にて、第26回家庭教育公開講座を開催いたしました。

photo-2014tokyo01.jpg「社会的自立のための子育て」をテーマに、講師の佐藤カヨが、「人間は人のため、社会のために役に立って生きていくことが重要である」と述べ、さらに事例を交えながら、子どもの成長発達にそった親子の日常の温かいふれ合いの大切さを研修いたしました。
研修後の質疑応答では、子育ての悩みや地域活動の中での問題点が出されました。
ご参加いただきました皆様、また開催にあたりご尽力くださいました関係者の方々に、心から感謝申し上げます。

参加者の声

私の子ども達は、特別興味ある分野がなく、進路決定は悩みの種です。小さい頃からの接し方に反省することばかりですが(情を育てるという点で特に)、現在の子ども達が手伝いもするし、食の好き嫌いも本当に無く良く食べるし、まあ何とかなるかと、少しほっとしました。「人のため、社会のため・・・」と言ってみようと思います。(40代)

指示・命令的な口調になってしまうことがありましたが、今一度ふり返り、子どもの目線になって、一個人として尊重してふれ合いたいと感じました。(30代)

photo-2014tokyo02.jpg今まで無意識のうちに、脅迫して子どもに言う事を聞かせようとしていることに気付かされました。北風と太陽の北風ばかりの子育てでした。帰ったら太陽で接していきたいと思います。(40代)

女性の自立を過度に主張するフェミニズムを推進する社会風潮の中で、家庭の中での人間関係(特に親子)について、具体例と共に解りやすく説明して下さり、本当に楽しく学ぶことができました。(40代)

いつも研修後はあたたかい気持ちになり主人や子ども達とも笑顔で接することができます。先週末に大阪に単身赴任中の主人が、久しぶりに帰って来ましたが、今朝は笑顔で送り出してくれました。今日のランチは3人の子ども達とおいしいものを食べに行ってくると言っていました。家に帰ったら、みんなの話を聴き、今日の研修の話をしようと思います。早く主人や子ども達の顔が見たくなりました。(40代)

今、私は小学校で教育支援の仕事をしています。1年生のクラスに入っています。返事のできない子、話が聞けない子、自分でやろうとしない子と、とても多く見られます。親とお話できる立場ではないですが、今日の講座を伝えられたらいいなと思いました。接する子ども達には返事、挨拶と、しつこいように教えています。自分の子育ても反省することが多々あり、頭が痛かったです。
(50代)

photo-2014tokyo03.jpg地域の中で、学校の先生や町会の方々とお話をする機会があり、学ばせていただいた事を伝えていきたいと思いました。また、ダメな子もいなければ、ダメな親もいないんだと気づかせてもらい、コツコツ実践していきたいと思います。(60代)

食べ物の好き嫌いがあると、人の好き嫌いもある・・・栄養学を学んでいた頃、先生に教えていただき、20歳まで食べられなかった鶏、豚肉など、食べる努力をし、今ではおかげさまで何でも食べられるようになりました。改めて食の大切さを教えていただき、ありがとうございました。(60代)

夫婦で一緒に受けられる講座、夫婦で受講すると一人では見えないものが見えてくると思います。(50代)

最後に先生がおっしゃった、子どもに「何か一つ良いことをして来てね」という言葉が心に残りました。(60代)

(2014年8月28日更新)

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